サボテン事情!? |
| 稜(りょう)の構造と役目 | ||
サボテンの体は95%内外が水分になります。事実サボテンはこれだけの水分で、ある時期の相当の期間の乾燥に耐えなければなりません。 その為サボテンは雨季に地中の水分を体内に蓄え、それを出来る限り無駄にしないで保存し長い乾燥期を過ごさなければならないのです。 それゆえ出来るだけ多くの水分を蓄え、なおかつその水分を出来るだけ体表面から蒸散させないため体表面を縮めることになり、その結果最小の面積に最大の内容を包蔵する最も合理的な形として球体となりました。 また、砂漠は暑さも日照りも風もすべて条件がきびしく植物の乏しい地域で動物や昆虫の食害を受けやすくなります。したがって体を堅い表皮で覆う必要がありますが、そうすると冬期と乾燥期の体温の差を調節するのが困難となります。 そこで、胴体に蛇腹型の稜を刻み体内の水分の量に変化に反応してその容積を調節しています。またこの稜は激しい陽射しの下でかわるがわる日陰をつくって日焼けをしないように、また風を受けて熱を効率よく冷やす放射装置の役目も果たしています。 さらに稜は水分を十分含むと浅くなり光合成作用が促進されます。 |
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