サボテンの増殖 その壱



サボテンの子吹き

   
 サボテンは種類によって、茎の周囲から自然に子が吹いてきます。
しかしながら、かなり大株にならないと吹かないものや、子が吹かないままのものも存在します。

 そこで、そのようなサボテンや手元に一つしかないサボテンを増やしたい場合、子がいくつも吹いた群生株を楽しみたい場合に強制的に子を吹かせる方法を紹介いたします。


胴切り

 胴切りはサボテンの茎を刃物で切断し、その刺座または間の溝から子を吹かせる方法です。したがって、胴切りは茎のないサボテンには用いることが出来ません。

 これは生長点を取り去ることにより、潜在する生長点に強制的に栄養分を導かせ、子を吹かせるためです。

 胴切りの適切な時期は、切り取った上部を挿し木や接ぎ木に使用するを考えた場合、生育期である3〜4月、9月頃が最適のようです。

 用いる株は、成熟した健康な株で行います。
切断箇所は、地面に近い老化した部分は避け前年度に生長した比較的若い部分を選ぶようにします。

 注意点は、胴切りをした際、切断面が何日も乾かない場合に腐ってしまうことがあり得ますので、天気の良い午前中に行うようにします。

 切断面が大きく乾燥に時間がかかるものは、ちり紙で水分を吸い取りダイセンや硫黄華、木灰などをぬり風通しの良い場所で乾燥させます。
 また、切断面の大きなものは乾燥すると肉質部分が陥没してしまうので、断面の周囲を斜めにそり落としてしまう方が良いようです。


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